電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-2P-04
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X線CTによる複合材料内フィラーの状態評価法
*名生 一貴林 将平中野 道彦末廣 純也
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抄録

近年、電子機器やパワーデバイスなどの小型化、高集積化が要求され、それに伴って増加する発熱を効率よく放熱するサーマルマネジメントが重要な課題となっている。一般に熱源に金属製ヒートシンクを接触させる方法が用いられるが、接触界面には互いの微細形状故に熱伝導性が極めて低い空気層ができる。その空気層を埋めるために、ポリマーに熱伝導性の高い炭素材料、無機物、金属など、フィラーとして添加したTIM(Themal Interface Materials)とも呼ばれる高熱伝導性複合材料が用いられる。本研究ではその高熱伝導性複合材料の内部構造を非破壊にて解析するために、X線CTによる構造解析を試み、内部のフィラーの状態などを調べた。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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