電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-01
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プラズマ誘起流のPIV法による定量解析-照射距離が与える影響-
*川口 諒西田 佳祐間 結夏内田 儀一郎竹中 弘祐古閑 一憲節原 裕一白谷 正治川崎 敏之
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抄録

プラズマ照射が液体に及ぼす物理的・化学的作用を理解することは、プラズマのバイオ応用において重要な課題である。近年、プラズマによる活性種の液中輸送の観点から、プラズマが液体に誘起する流れを理解し制御することが重要な研究課題となっている。本研究では、プラズマの照射条件によって液体中の流れが変化することを今まで観察してきた。しかしながら、観察のみで定量的議論やメカニズム解明には至っていないのが現状である。今回、照射条件と流れの関係を定量的に議論するためにPIV法による流れの可視化を行った。発表では、特にプラズマが誘起する下方向の流れについて、照射距離と周波数の影響を調べたので報告する。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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