電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1A-05
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ロボットを用いた高齢者見守りシステムの開発
*矢津田 昭仁原槙 稔幸西野 浩明
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抄録

本稿では,熱中症の危険性を高齢者に伝達することを目的として,ヒューマノイドロボットを用いたシステムを提案する。近年,高齢者の熱中症罹患数が増加しており,その約68%が屋内で罹患している。そこで,卓上型ロボットを用いた高齢者への熱中症注意喚起システムを開発した。普段は癒しを与えるロボットが,熱中症の危険性を検知すると,画像センサを用いて通知対象の高齢者を識別し,大きな動作で注意喚起を行う。ロボットの活用により,熱中症の危険性を伝達するだけでなく,高齢者の日常に溶け込みながら自然に見守りができる。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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