主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
建築物等の材料として欠かせないコンクリートはセメント及び骨材から構成されている。現在資源の枯渇やそれに伴う採取規制により天然骨材は使用されておらず、山岳地帯から採取される岩石を機械式の破砕機で砕いた骨材を使用するのが主流である。新たな砕石の手法として水面下パルス放電による砕石方法がある。この方法では、機械式の破砕機に比べ運用コストが低く、設備の小型化が可能という利点がある。本研究では、粗骨材に水面下パルス放電による絶縁破壊現象及びそれに伴う衝撃波を作用させることで砕石を行い、細骨材を製造した。そして、入力エネルギーを統一した場合のエネルギーあたりの細骨材製造量の印加電圧依存性の調査を行った。