電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1P-01
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DNAハイブリダイゼーションによる微粒子の誘電泳動特性の変化
*徐 鏡雯稲葉 優文中野 道彦末廣 純也
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抄録

筆者らは、DNAを微粒子に修飾することで生じる微粒子の誘電特性の変化を利用した、DNA検出用マイクロ流体デバイスを開発した。しかし、この手法では、DNAを微粒子と結合させるために、先にポリメラーゼ連鎖反応によりDNAを増幅しなければならない。そこで、ポリメラーゼ連鎖反応をしなくてもDNAを検出できるようにするために、微粒子とDNAをハイブリダイゼーションによって結合する手法を考案した。本研究では、微粒子を一本鎖オリゴDNAプローブで修飾し、そのDNAプローブと検出対象DNAハイブリダイゼーションさせたときの微粒子の誘電泳動特性の変化を調査した。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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