電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-1P-05
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プリント基板上の +8.5 dBi 2.4 GHz スタックド八木アンテナ
*片山 光亮馬場 孝明大澤 隆
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抄録

高利得アンテナは、長距離および高速通信にとって重要である。高利得アンテナとしてパラボラアンテナのような反射型アンテナが使用されるが、IoT装置に実装することはその大きさのため困難である。スタックドアンテナは、高いアンテナ利得を得るための反射器を用いない方法であり、位相が一致し、間隔が半波長である2つのアンテナで構成される。 しかしながら、2つのアンテナに同じ電力と同じ位相を低損失で供給することは、ダブルラットレースバランが発明されるまでは困難であった。 さらに、ダブルラットレースバランは各信号をアンテナを励振するのに適した0度と180度に分割する。本稿では、プリント基板上の薄型スタックド八木アンテナについて検討する。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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