電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-2A-10
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複数モデルの標準偏差を用いた未学習音の検出手法の検討
*伊藤 明宏西 宏之岡本 学
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抄録

著者らは高齢者のための見守りサービスをターゲットとし,ニューラルネットワークを用いた,生活異常音の検出を行う見守りシステムの提案をしている.しかし学習のための生活異常音の全てをあらかじめ収集するのは,極めて困難である.本研究は入力された音が事前に学習されているか,されていないかを識別し,学習されていない音(未学習音)が検出された場合に,ユーザーに告知し,正常であるという入力がなければ異常と判断するシステムを検討する.重みの初期値を変えたモデルを10種用意し,その出力値の標準偏差が学習済みと未学習とで異なることに着目し,実験を行った結果,F値を0.9まで増加させる結果となった.

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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