電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-08
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22kV級CVケーブルにおけるインジェクション信号の減衰特性
*山崎 悠平山下 勝也三宅 琢磨迫田 達也川野 渉
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抄録

近年,CVケーブルの高経年化が進行しており,これらのケーブルの安全性及び信頼性の確保が急務となっている。これらのCVケーブルの絶縁破壊の前駆現象には部分放電があり,部分放電を早期に発見・検出することで,事故を未然に防ぐことが可能である。しかし,電力需要の頭打ちや電力自由化等を背景にした近年の電気事業は厳しく,保守管理作業は効率的かつ低コストで実施することが求められている。そこで著者らは,CVケーブルで発生する部分放電の位置標定を活線状態で行える装置の開発を行っている。本報では,位置標定時に用いるパルス信号(インジェクション信号)のCVケーブル及びY分岐材における減衰特性を検討した結果を述べる。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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