主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
本研究では、人工光型植物工場で栽培している複数品種のリーフレタスについて、生育状況の推移を評価するためにディジタルカメラにより植物工場内蛍光灯下で一定日数間隔で撮影し、その葉面積を画像処理により計測した。さらに、収穫時に太陽光下で近赤外カメラを使って撮影した画像から葉面積と共に正規化植生指標(NDVI)を計測した。これらの計測結果から、品種・光源の違いによる生育状況の差異について検討した。なお、葉面積の計測のための2値化にはいずれのカメラから得られた画像においても、大津の判別分析法が有効であった。本稿では、特に植物生育評価に対するNDVIを含めた画像解析の有効性について述べる。