電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-2P-02
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Direct Digital Synthesizer を用いたデジタル制御電源の提案
*友弘 真実安部 征哉松本 聡
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抄録

電源の小型化に対してスイッチング周波数の高周波化が有効な手段であり、電源の究極の小型化が実現できるPower SoC(Power Supply on Chip)が注目を集めている。Power SoCはLSIやMEMSプロセスで製造するため大量生産が可能で低コスト化が図れる一方、大量生産に見合った用途の開発が必要であり、外付け部品の変更なしに仕様の変更が可能なデジタル制御が有望視されている。しかし従来のデジタル制御では出力に応じてパラメータ調整をする必要があり、パラメータ調整が必要でない新規のデジタル制御が求められる。そこで本研究では、出力電圧、周波数の値を入力するだけで動作するデジタル制御電源の制御アルゴリズムを構築、検証した。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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