主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
農業分野におけるプラズマ応用では、成長促進/阻害効果、農薬類の減量、病害虫対策などの観点から期待されている。特に種子や胞子へのプラズマ照射は、成長促進効果をもたらす可能性が高い。本研究では、種子へ大気圧グライディングアーク放電プラズマを照射することにより、種子の栽培において成長にどのような影響が出るか調べた。プラズマ源として大気圧単相グライディングアーク放電装置を用い、放電ガスにはArを用いた。照射条件としてガス流量、電極-種子間距離、照射時間などをパラメータとした栽培実験を行い、成長を観察した。またプラズマ照射後種子の表面状態がどのように変化したかを、顕微鏡を用いて観察を行なった。