主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 73
開催地: オンライン開催(大会本部:九州産業大学)
開催日: 2020/09/26 - 2020/09/27
固体高分子型燃料電池(PEFC)の電極材料としてカーボンナノチューブ(CNT)とカーボンナノホーン(CNH)を用いて実験を行った。パルスパワー技術を用いたバリア放電によりオゾンを生成して表面改質を行った。表面改質後、PFECの膜電極接合体(MEA)を作製した。両者ともそれぞれ4種類の組み合わせのMEAを作製した。その結果、水素極に表面改質CNTまたはCNH、酸素極に未処理のCNTまたはCNHを用いたMEAが最も出力が高かった。未処理のMEAの出力に対して表面改質CNTでは、約1.5倍、表面改質CNHでは、約2倍に出力が向上し、表面改質CNHの方がCNTよりも出力特性を向上できることがわかった。