電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-02
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表面改質ナノカーボンを用いた固体高分子型燃料電池
*岸本 昌憲前田 瑞貴郭 禹森今坂 公宣
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抄録

固体高分子型燃料電池(PEFC)の電極材料としてカーボンナノチューブ(CNT)とカーボンナノホーン(CNH)を用いて実験を行った。パルスパワー技術を用いたバリア放電によりオゾンを生成して表面改質を行った。表面改質後、PFECの膜電極接合体(MEA)を作製した。両者ともそれぞれ4種類の組み合わせのMEAを作製した。その結果、水素極に表面改質CNTまたはCNH、酸素極に未処理のCNTまたはCNHを用いたMEAが最も出力が高かった。未処理のMEAの出力に対して表面改質CNTでは、約1.5倍、表面改質CNHでは、約2倍に出力が向上し、表面改質CNHの方がCNTよりも出力特性を向上できることがわかった。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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