電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-03
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地理情報システムと雲画像を用いた日射量推定手法の精度向上
*梶村 奎慈三谷 康範塩田 淳
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抄録

近年、二酸化炭素を排出しないことやFIT制度などにより再生可能エネルギーである太陽光発電が普及しているが、日中に発生する余剰電力の逆潮流により電力系統が乱れるおそれがある。また、FIT終了後には余剰電力の売電価格が大幅に低下し、余剰電力の自己消費が求められる。そこで、樹木などによる影や雲の影響を考慮した短時間後の日射量を予測できれば、余剰電力がいつ発生するか把握でき、その分負荷をかけることで余剰電力の自己消費が可能となり、結果的に逆潮流の量を減らすことができる。本研究では、日射量の予測をする際に用いる推定式による値と実際の日射量の誤差を小さくするよう推定式を補正し、その精度の向上を目的とする。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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