電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-04
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アレイ南側雑草モデルによる影を考慮した太陽電池アレイ上の日射量算出
*池田 晃樹原 重臣
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抄録

現在、再生可能エネルギーとして期待されている太陽光発電の発電量が落ちる原因の1つとして、雑草により太陽電池モジュールに影がかかることで日射量が低下してしまうことがある。メガソーラーにおいては、除草作業のコストが多くかかるため年間の最適なスケジュールで作業を行いたいという要請がある。本研究では、太陽電池モジュールの南側に生える雑草をモデル化して日時、緯度などの条件により任意の時間、場所でのモジュールにかかる影の長さや影の概形、日射減少量を算出するプログラムを作成しシミュレーションを行った。雑草が作る影による日射減少量が季節によってどのように変化するかを推定することができた。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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