電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-12
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電気自動車普及社会における廃棄物発電電力の有効利用法の検討
*浮木 拳佐竹 昭泰三谷 康範牛房 義明
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抄録

近年電力の自由化によって、既存の電力会社に加えて様々な小売電気事業者が電力を売買するようになった。本稿では、廃棄物発電を中心とした小売電気事業者に着目する。現在、該当の小売電気事業者では、主に一日を通してほとんど一定の出力である廃棄物発電を利用し、昼間帯の需要が中心の高圧ユーザに対して電力供給をしており、夜間に余剰電力が生じている。この問題に対し、一般家庭へ電力供給を行うことで夜間余剰電力の有効利用を検討する。その際、今後一般家庭で電力需要が高まる可能性の高い機器として挙げられる電気自動車の消費電力を考慮した上で電気自動車の普及率に対し一般家庭への供給件数等を検討する。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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