電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-14
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地理情報システムを用いたエンジン発電を加味したプラグインハイブリッド車(PHEV)の到達可能範囲の可視化手法の構築
*小家 慎平塩田 淳三谷 康範
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抄録

 近年、地球温暖化やエネルギー枯渇問題への対策として、内燃車に比べ環境にやさしく、EVと比較して航続可能距離が長いPHEVが普及している。走行にかかる費用削減のため、可能な限りEV走行したというユーザの要望があるが、バッテリ容量が小さく、EVに比べて電気のみでの航続可能距離が短いことが課題として挙げられる。そのため、走行で使用するエネルギー管理が重要となる。本稿では、EVの消費電力量推定手法をPHEV版に改良した手法を提案し、バッテリ残量で到達可能な範囲を地図上に可視化する。さらに、エンジンによる発電でEV走行で航続可能距離が延びることから、ガソリン残量も考慮した到達可能範囲の提示する手法を構築し検証した。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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