電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1P-09
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自然系ガス中ガウス電流波形を用いたダイポール放射モデルによる電磁波検出特性
*松岡 拓海大塚 信也井波 潔羽馬 洋之山本 尚史
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抄録

筆者らはこれまで、SF6 代替ガスとして CO2 や Dry air、 N2 などの自然ガスを対象に部分放電(PD)放射電磁波を異なる帯域のアンテナを用いて測定し、検出特性やアンテナ距離依存性などを比較検討している。放電ガス種とアンテナ距離により遠方界条件は異なるため、本論文では基礎検討として、周波数帯域を変化させたガウス波形を入力電流とし、ダイポール放射モデルによりアンテナ帯域を考慮した検出電磁波の振幅値特性の距離依存性やアンテナ配置の角度の影響を検討した。さらに、これらの結果をDry air中でのPD放射電磁波の実験結果と比較検討した。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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