電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1P-10
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グレーティングを装荷した3次元方向性結合器の光波結合特性に関する数値的研究
*野田 怜於横田 光広
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抄録

近年、光通信技術を支える各種光部品の中で、平面基板上の光導波路構造あるいはファイバを基本とした方向性結合器の研究が盛んに行われている。方向性結合器は、光の分岐や結合といった機能を持つデバイスで、基本は直線または曲線状の2つのコア部が隣接した構造である。本研究では、3次元方向性結合器にグレーティングを装加したデバイスにおける結合長や結合効率を、FDTD法を用いて数値的に検討を行っている。断面が矩形の導波路が隣接して配置された3次元グレーティング型方向性結合器を作成し、TE波、TM波の2つの偏波に対して光波結合状態を観測し、結合長や結合効率を定量的に評価している。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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