電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-2A-10
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複数センサによる部分放電の計測と比較
*森 航野口 徹太郎迫田 達也三宅 琢磨佐藤 正春阿部 宏行廣川 光晴佐藤 秀章高木 貴子
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抄録

変圧器の保守費用削減や稼働効率向上の観点から, 活線下で絶縁劣化診断ができる手法が求められている。活線下で実施可能な絶縁劣化診断として, AEセンサを用いたAE診断法, TEV, UHFセンサを用いた, 放電に起因するTEV(過渡接地電圧), 電磁波を取得する手法がある。予め実験により各信号の特性を把握することで, 実際の診断で取得した信号が放電に起因するものなのか判断でき, 測定精度の向上が図られる。本報では, 劣化診断対象である22 kV油入変圧器を模擬した実験装置で部分放電を発生させ, AEセンサ,UHFセンサ,TEVセンサにより放電を検知する実験を行い, 各信号の特性を調べた結果について述べる。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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