電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-2A-03
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衛星通信における最適マルチビーム繰り返し数の検討
*杣田 太一中平 勝也
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抄録

地上無線システムの利用が困難な船舶・航空機・災害時における通信は、衛星通信が有効である。衛星通信は、周波数有効利用の観点からマルチビーム方式が主流となっているが、ビーム間干渉電力の増大でスループットの低下を招きやすい問題点がある。そこで、我々は、スループットの低下を抑える最適リソース制御方式を研究している。本稿では、前述の方式を研究するためのマルチビームシミュレータを開発し、ビーム間干渉電力を抑える最適な同一周波数を繰り返し用いる回数(マルチビーム繰り返し数)を検討する。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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