主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 73
開催地: オンライン開催(大会本部:九州産業大学)
開催日: 2020/09/26 - 2020/09/27
地上無線システムの利用が困難な船舶・航空機・災害時における通信は、衛星通信が有効である。衛星通信は、周波数有効利用の観点からマルチビーム方式が主流となっているが、ビーム間干渉電力の増大でスループットの低下を招きやすい問題点がある。そこで、我々は、スループットの低下を抑える最適リソース制御方式を研究している。本稿では、前述の方式を研究するためのマルチビームシミュレータを開発し、ビーム間干渉電力を抑える最適な同一周波数を繰り返し用いる回数(マルチビーム繰り返し数)を検討する。