電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-2A-05
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逐次鍛造方式を対象とした金型設計支援手法に関する一考察
*柴井 悠佑梅田 政信牟禮 雄二片峯 恵一
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抄録

鍛造品を加工するための金型の設計(以下、金型設計)は、製品の品質、コスト、納期に大きく影響するため重要であるが、塑性加工に関する様々な専門知識を必要とするため容易ではない。この問題を解決するために、一般的に多用されているトランスファ方式を対象とした金型設計支援手法が提案されている。しかし、複数の加工工程において、同じ金型を共用しパンチのみを交換する逐次鍛造方式に対応する金型設計支援手法は未整備である。そこで著者らは、逐次鍛造方式に対応可能な金型設計支援システムを開発している。本稿では、逐次鍛造方式における金型の設計制約を整理し、逐次鍛造方式を対象とした金型設計支援手法について述べる。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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