電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1A-07
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Co2FeAl薄膜における定在スピン波干渉共鳴特性の評価
*栗原 幸佑牙 暁瑞田中 輝光松山 公秀
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抄録

スピン波をより効率的に伝搬するためには、ダンピング定数が小さい強磁性材料が必要となる。大きい飽和磁化と強い面内に磁気異方性を有する低ダンピング材料にはゼロバイアスても高い共鳴周波数が得られて、効率的なスピン波励起・伝搬が可能となる。本研究で低ダンピング定数を持つ強磁性材料であるCo2FeAl薄膜をMgO(001)基板を上に400℃で成膜し、面内に4回対称磁気異方性を付与することを成功した。まだ、その薄膜を細線状に加工してスピン波導波路として用い、定在スピン波共鳴特性を評価した。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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