電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-2P-04
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pix2pixを用いた線画生成における特徴的な線の自動描画に関する研究
*柳田 一樹行天 啓二大城 英裕高見 利也
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抄録

pix2pixと呼ばれる技術により、線画の自動着色が可能となったが、その精度は線画の特徴的な線の質に依存する。そこで本研究では、その特徴的な線の自動描写法を提案する。具体的には、輪郭のみの線画と特徴的な線が描かれた線画を用い、両者の関係についてpix2pixを用いて学習する。その際、学習用の画像群にぼかし処理を加えることで、pix2pixを効果的に学習させることができ、特徴的な線の生成を可能にした。実験では、靴を対象として、ぼかしを施したペア画像を用意し、最適な学習回数と損失関数について調査を行った。その結果から、提案手法の有用性、問題点について論じる。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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