電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1A-04
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可変容量コンデンサの実現とそのスイッチング電源への応用
*中村 玲偉小浜 輝彦辻 聡史
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抄録

電力分野において可変容量コンデンサを実現することができれば、様々な応用が考えられる。本研究では、高誘電率系積層セラミックコンデンサの静電容量が印加する直流電圧に依存し変化する特性(DCバイアス特性)を積極的に利用することで可変容量コンデンサを実現する。これを用いた応用例として共振現象を用いたスイッチング電源であるLLC共振コンバータを取り上げる。LLC共振コンバータに可変容量コンデンサを用いればスイッチング周波数を固定できるため、フィルタの小型化、ノイズ帯域幅の低減などの特性改善が期待できる。そこで実際に可変容量コンデンサを用いてLLC共振コンバータを製作し、コンバータの基本特性を調べた。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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