電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1A-01
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阿蘇地域二次草原の植生分類に対するドローンを用いた高解像度リモートセンシングの有効性
*岩崎 洋一郎天野 弘基野島 明博
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抄録

本研究は,(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費による研究課題(体系的番号: JPMEERF19S20505)「地震による阿蘇草原等の土地利用の変化が水循環に及ぼす影響の評価」に関するものである.本研究では,阿蘇地域の二次草原の主な植生であり,蒸発散量が異なるササとススキを区別した土地被覆分類とそれぞれの面積の計測が一つの課題である.我々は,衛星画像の解像度では,ササとススキの正確な区別が困難であるが,ドローンを用いた高解像度リモートセンシングでは,ササ,ススキの領域を区分できることを確認した.本稿では,ドローンの有効性などについて報告する.

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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