主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
共催: 佐賀大学
会議名: 2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 74
開催地: オンライン開催(大会本部:佐賀大学本庄キャンパス)
開催日: 2021/09/24 - 2021/09/25
近年、クリーンで持続可能な再生可能エネルギーとして太陽光発電が期待されている。しかし、気候や影などの外的要因により発電量が変化するなどの課題がある。本研究では、影が太陽光モジュールの発電量にどのような影響を与えるかを明らかにすることを目的として実験を行った。実験方法として、多結晶シリコンのシャープ製太陽光モジュール(ND-240HA)に電子負荷装置(N3301A)を接続し、快晴の太陽光直下で電流電圧特性を測定した。この際、影の面積や配置を変化させて測定を行うことで発電量に与える影響を調べた。その結果、発電量が変化する要因として、影の面積によるものとモジュール内のバイパスダイオードの動作によるものの二種類があることがわかった。