照度センサによる在宅時の活動見守りシステムの基礎検討

抄録

少子高齢化に伴い、安全安心につながる社会課題の一つとして、独居老人や遠隔地の一人暮らしなどの見守りネットワークの充実が挙げられる。本研究では、在宅時の室内照明の有無から推定する在宅時の活動見守りシステムについて基礎検討する。IoTのセンサノードに照度センサのみを用いて、見守れる側の気疲れを低減し、プライバシーを侵害しにくくする。基礎データとして得られた在宅時と不在時の照度データを元に在宅時の推定方法や適切なセンサノードの設置個所について述べる。