電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-2A-08
会議情報

OpenFlowの統計情報を用いたscan検知手法の検討
*福原 悠真池部 実吉崎 弘一吉田 和幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

攻撃者はscanにて,攻撃対象が使用しているポート番号,OSやアプリケーションの脆弱性を探索する.scanを迅速に検出し,遮断することで被害を最小限に抑えることができる.本研究の目標は,OpenFlowネットワークにおいてscanをはじめとした不正通信を検知するシステムの構築である.OpenFlowネットワークにおいてOpenFlowスイッチが保持する統計情報であるフローエントリの使用回数に着目しscanの検知手法を検討する.本発表では,OpenFlowスイッチから統計情報を取得し,フローエントリの内容および使用回数から送信元ホストからのscanを検知する方針について述べる.

著者関連情報
© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top