主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
共催: 佐賀大学
会議名: 2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 74
開催地: オンライン開催(大会本部:佐賀大学本庄キャンパス)
開催日: 2021/09/24 - 2021/09/25
風力発電機のブレードへの落雷による貫通被害を無くすためには,放電が絶縁物を貫通するメカニズムを解明する必要がある。我々はこれまでに放電が着雷した際の衝撃力について衝撃力センサにて測定を行ってきた。本論文では,棒対平板電極で,接地平板電極とした銅板の高圧電極から見て裏側に衝撃力センサを固定し、負極性雷インパルス電圧で気中放電を発生させ,銅板に気中放電が着雷した際の振動を測定した。また,平板電極とした銅板から3cm上に金網を配置し,気中放電から伝搬した音波による振動を測定した。二つの結果から,衝撃力センサが測定した気中火花放電起因の波形について考察したので報告する。