電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1A-06
会議情報

コッククロフト・ウォルトン回路を用いた回路内のキャパシタの静電容量が短ギャップ放電に与える影響
*佐内 陽子林 笑一北原 隆慎塩見 章斗橋本 琉雅森 大典島元 世秀
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

高電圧発生装置はAED(自動体外式除細動器Automated External Defibrillator)や大気中の汚染物質の除去、植物の育成、殺菌などの研究に用いられている。高電圧発生装置を用いた放電現象では電極形状により高電界が形成され,電極間に非熱平衡プラズマを発生する。非熱平衡プラズマの電子温度は大気の気体温度より高い状態である。実験装置の電源部分に電池を用い,発振回路で生じた電圧を変圧器にて昇圧し,コッククロフト・ウォルトン回路で直流高電圧に変換し,針電極に印加している。本研究では,コッククロフト・ウォルトン回路を用いた回路内のキャパシタの静電容量を変化させた場合における短ギャップ中の針対平板電極系の放電特性を調べたので報告する。

著者関連情報
© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top