電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1P-13
会議情報

PWM励磁下の極薄電磁鋼板製巻積層鉄心の磁気特性評価に関する基礎的研究
*足立 拓巳若林 大輔岡 茂八郎榎園 正人清武 博文
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

現在、世界的な省エネルギー意識の高まりから、モータの低損失化,高効率化且つ小型化が求められている。これらを実現する為に鉄心材料として使用される電磁鋼板の鉄損増加が問題として挙げられ、この主要因である渦電流損を低減できる板厚0.08mmの極薄電磁鋼板が開発された。しかし、極薄電磁鋼板の製造上の課題の為、幅の広い板状にすることが困難である。この問題の解決の為、開発されたのが「巻積層鉄心」である。従来の積層鉄心と比較し加工が容易な為、極薄電磁鋼板製鉄心の大型化が見込める。本実験では、極薄電磁鋼板製の積層鉄心と巻積層鉄心のPWM励磁下での磁気特性を評価し、比較・検討を行う。

著者関連情報
© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top