主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
共催: 長崎大学
会議名: 2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 75
開催地: オンライン(大会本部:長崎大学)
開催日: 2022/09/16 - 2022/09/17
磁気ナノ粒子のイメージング手法の一つに磁気ナノ粒子トモグラフィがある.先行研究では,脳波や脳磁における解析手法である空間フィルタ法の一種のsLORETA 法で信号源である磁気ナノ粒子サンプル位置をおおよそ推定し,その推定範囲内で非負最小二乗法を適用する組み合わせ手法により信号源の位置推定が行われている.本稿では信号源が25mm間隔で位置する場合の逆問題解析を上記の組み合わせ手法に加え,同じく空間フィルタ法の一種であるeLORETA法とNNLS法の組み合わせ手法により行い,比較を行った.その結果,sLORETA法を用いた組み合わせ手法で,高精度に位置推定できることが分かった.