電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1A-13
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機械加工により切断された希土類系高温超伝導線材の超伝導特性評価
*池田 勇稀白土 裕一朗中山 泰輔酒井 秀哉山田 穰Zhao YueZhu jiamin井上 昌睦
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抄録

希土類系高温超伝導線材は、金属基板上に超伝導膜を成膜した後、表面に金属安定化層を形成する手法で作製されており、通常12mm~40mm程度の幅を有している。これを、4mm幅程度に切断したものが素線として広く使用されているが、近年は交流損失の低減を目的とした細線化が進められており、2mm幅の線材も販売されるに至っている。この時の切断方法としては、スリット刃による切断が一般的である。このような機械加工では、切断面付近の超伝導特性が劣化することがある。本研究では、機械加工により切断された希土類系高温超伝導線材の臨界電流特性を通電法および磁気的手法により調べ、切断部の影響について考察を行った。

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© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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