電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-12
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コッククロフトウォルトン回路の多段化による無線エネルギーハーベスティング回路の開発
*保坂 亮磨鳥越 翔太Kmar Goodwill金谷 晴一
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抄録

近年、環境意識への高まりやIoTの発展が進んでいる。そこで注目されている技術にエネルギーハーベスティングがある。エネルギーハーベスティングとは、身の回りに存在する使われていない微小なエネルギーを集めて電力に変換する技術である。大規模な発電はできないが、センサなどの低電力で駆動できるデバイスへの応用が考えられている。本研究で着目した高周波エネルギーは多くの無線機器が空間に放出しており、あらゆる場所に伝搬している。しかしながら、このエネルギーは交流で非常に微弱である。本研究では地上デジタル放送用の電波である470~710MHz周波数帯に着目し、RF-DC変換効率が高く、出力電圧を昇圧する整流回路の開発を行った。

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© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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