電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-03
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形状因子を用いた負極性水中パルスストリーマ放電進展過程の推定
*伊津野 晃大佐々本 凌王 斗艶浪平 隆男
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抄録

パルスパワーは、水中で放電プラズマを容易に生成することが可能である。この技術は、環境浄化や農業、医療などの分野で利用されている。これらは高効率な運用のため、放電プラズマ形成の最適化が必要である。そのため、水中パルス放電の進展過程を調査する必要がある。しかし、水中パルス放電の様相を調査するには、高額な観測装置や高度な測定技術を要する場合が多い。本研究は、電極形状に由来する形状因子と水中の導電率、充電電圧、電極間距離、下部電極形状の関係を精査した。結果、電圧・電流より算出される形状因子を分析することで、高額な観測装置を用いることなく、水中負極性パルスストリーマ放電の進展を推測することを可能とした。

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© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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