電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-06
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プロジェクションマッピングによる視覚的錯覚を用いた路面標示に関する基礎的研究
*濵砂 桜太児玉 尚坂本 眞人内田 保雄
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抄録

日本での交通事故は、警察庁が2021年2月に発表した「交通事故の発生状況等について」によると、時速60キロ以上で発生した死亡事故の98%以上が、規制速度超過であることが分かっている。このような背景から、本論文では、プロジェクションマッピングにより路面標示を投影し、スピードを出し過ぎてしまう道路での車の速度を抑制することを目標として基礎的研究を行った。ここで、プロジェクションマッピングとは、プロジェクターを用いて立体物に映像を投影する表現技法のひとつのことである。また、本研究では、立体に見える路面標示であるイメージハンプを用いる。これは、視覚的な錯覚により速度を抑止させるものである。

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© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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