大日本窯業協會雑誌
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硝子の電熱熔融法に就て (第2報)
酸化亞鉛と無定形炭素又は人造黒鉛との反應温度
近藤 清治河島 千尋
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1933 年 41 巻 491 号 p. 636-657

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抄録
1. 熱天秤法及熱分析法に依りて酸化亞鉛と無定形炭素又は人造黒鉛との間の反應温度を決定せり。
2. 酸化亞鉛と無定形炭素の反應温度として, 熱天秤法1010℃, 熱分析法1040℃, 平均1025℃を得たり。
3. 酸化亞鉛と人造黒鉛の反應温度として, 熱天秤法1056℃, 熱分析法1092℃, 平均1074℃を得たり。
終りに著者は本研究費を支給せられたる財團法人服部報公會に對して衷心の感謝を棒ぐ。
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© The Ceramic Society of Japan
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