ジオシンセティックス論文集
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論文
PC桁を用いた GRS一体橋梁 –九州新幹線(西九州ルート)原種架道橋–
曽我 大介陶山 雄介阪田 暁龍岡 文夫西岡 英俊
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2017 年 32 巻 p. 153-

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抄録

九州新幹線(西九州ルート)は,武雄温泉~長崎間の延長約66kmの路線で現在建設中である.その中の原種 架道橋は,諫早市内(武雄温泉起点47km263m付近)における短いトンネルが連続した約70mの谷あい部に位置 するPC桁を用いたGRS一体橋梁である.これまでのGRS一体橋梁においては,RC桁やSRC桁を用いた事例はあ るが,PC桁は初めての採用となる.本論文では,これまでのGRS一体橋梁の採用実績を踏まえ,鉄道構造物で 初めての事例となるPC桁を用いたGRS一体橋梁の設計・施工について報告する.

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