脳神経外科ジャーナル
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わが国の医療制度および臨床研究の現状と展望
大森 豊緑
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2003 年 12 巻 2 号 p. 69-74

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抄録
わが国は医療技術の進歩や国民皆保険制度等により,世界最高水準の健康と長寿を享受している.一方,医療の質の確保や国民医療費の高騰など,日本の医療提供体制および医療保険制度は大きな変革期を迎えており,国民ニーズの多様化や急速な少子高齢化等に対応した,21世紀のわが国にふさわしい医療制度の構築が求められている.また医療の質を向上させるためには,RCT(無作為臨床比較試験)やトランスレーショナル・リサーチなどを通じた,診断・治療技術の開発および評価が不可欠であり,わが国でもこうした研究が推進されつつある.
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© 2003 日本脳神経外科コングレス

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