脳神経外科ジャーナル
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機能的大脳半球切除術
加藤 天美貴島 晴彦沖永 剛志二宮 宏智橋本 直哉押野 悟平田 雅之齋藤 洋一香川 尚己今井 克美吉峰 俊樹
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2006 年 15 巻 3 号 p. 203-209

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抄録
大脳半球切除術は特殊な手術であるが,その発作抑制効果は大きい.術直後には大脳半球皮質機能が全廃するにもかかわらず,患者が成長するに従い,運動能力のみならず,知的能力あるいは社会的適応力がしばしば劇的に向上する.術式の開発,工夫により手術侵襲は許容しうるものとなっており,この術式が適応とされる難治てんかんの外科治療法としてさらなる活用が望まれる.
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© 2006 日本脳神経外科コングレス

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