滋賀医科大学医学部脳神経外科
国立循環器病研究センター
2011 年 20 巻 1 号 p. 42-46
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Spetzler-Martin grade IV,Vの脳動静脈奇形の自然歴については定まった見解はないが,治療に伴うリスクは15〜40%との報告もある.症候性病変について積極的にmultimodality treatmentを行う場合もあるが,その治癒率は低く,また治療合併症率も高い.本疾患の治療方針を決定する場合,各症例ごとに,患者の状態,疾患自体のリスク,治療に伴うリスク,治療後に予想される回復程度などを十分に勘案する必要がある.
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