脳神経外科ジャーナル
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Image-guided Operating roomの現状と将来展望(<特集>21世紀のOperation Suite)
村山 雄一石橋 敏寛佐口 隆之荏原 正幸荒川 秀樹入江 是明長島 弘康磯島 晃大橋 洋輝加藤 正高高尾 洋之常喜 達弘池内 聡阿部 俊昭
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2011 年 20 巻 4 号 p. 254-258

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抄録

近年の脳血管内治療とクリッピング技術の進歩により,脳血管障害の治療成績は向上しつつある.しかしながら,複雑な脳動脈瘤など,血管内治療でも開頭手術でも単独では治療困難な疾患も存在し,最新のimaging technologyを併用した治療が望まれる.われわれは手術室内に血管撮影装置を設置し,脳血管内治療のみならずクリッピングなどの血管障害に対する外科的直達手術にも術中血管撮影を積極的に利用してきた.本稿では血管撮影装置をImage-guideとして利用した手術室の有用性と課題について述べる.

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© 2011 日本脳神経外科コングレス
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