脳神経外科ジャーナル
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特集 側頭葉とその周辺の解剖と手術II
テント切痕部の解剖と手術
高橋 淳宮本 享
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2012 年 21 巻 9 号 p. 672-679

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抄録
 テント切痕は小脳テント遊離縁で取り囲まれた空間を指す. 中脳・橋がこの空間を貫通し, 第II∼V脳神経および脳底動脈, 後大脳動脈, 上小脳動脈, 多数の深部静脈群が走行する. テント切痕部の手術においてはこれら構造物の解剖を熟知するとともに, 深部静脈の流出パターンに関する認識をもつことが不可欠である.
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© 2012 日本脳神経外科コングレス

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