抄録
17世紀初期よりfiber dissectionが行われてきた. 神経線維の走行を実際に目で確認できるという利点がある反面, MRIの拡散強調画像の進歩やその他の手法により, またfiber dissection自体の欠点である時間と労力がかかることや立体的構造把握が困難なことから, 行われることが減ってきている.
今回われわれは, 欠点の一つである立体構造把握困難に焦点を当て, 三次元モデル化した. いまだにこの手法は脳の構造を理解するために, 特にわれわれ外科医にとって重要なものである.