脳神経外科ジャーナル
Online ISSN : 2187-3100
Print ISSN : 0917-950X
ISSN-L : 0917-950X
小脳橋角部腫瘍手術中における顔面神経誘発電位による顔面神経同定の有用性
平林 秀裕榊 寿右角田 茂森本 哲也星田 徹黒川 紳一郎岡崎 孜雄西谷 昌也中村 光利
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

1994 年 3 巻 4 号 p. 301-306

詳細
抄録
小脳橋角部腫瘍の摘出術時に,顔面神経を同定する種々の試みがなされてきたが,いずれの方法も筋弛緩薬投与下では困難である.一方,顕微鏡下に腫瘍の摘出を円滑に進めるためには,筋弛緩薬の持続投与が望ましい.そこで著者らは,3例のvestibular schwannomaで,筋弛緩薬の影響を受けずに顔面神経を同定する方法として,顔面神経誘発電位の応用を試みた.なお,顔面神経誘発電位は,Neuropack IV miniを用い,bipolar coagulation forcepsを介して顔面神経を双極刺激(stim rate 2Hz, duration 0.2 msec, intensity 0.2〜2 mA)し,顔面神経上の3カ所の記録電極から双極導出した(average 50, low cut filter 100 Hz, high cut filter 3 KHz).
著者関連情報
© 1994 日本脳神経外科コングレス

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top