2024 年 49 巻 1 号 p. 131-132
コロナ禍での,デノスマブ治療中患者の来院状況を調査した.対象患者462名のうち,404名(87.4%)が来院し,58名(12.6%)が未来院であった.未来院の理由は,感染を恐れての外出自粛と,施設からの外出規制など,コロナ禍特有のものがあった.これらに対し,未来院による治療中断のデメリットを説明し,骨粗鬆症治療継続へのサポートを行った.コロナ禍においても,Osteoporosis Liaison Service(OLS)多職種連携は重要であると考えられた.