ISプロセス装置材料の高温硫酸中での耐食性 ―Alloy 800, Alloy 600, SUSXM15J1, SiCの耐食性―

田中 伸幸; 小貫 薫; 清水 三郎; 山口 明久

doi:10.3323/jcorr.55.320

論文

ISプロセス装置材料の高温硫酸中での耐食性

―Alloy 800, Alloy 600, SUSXM15J1, SiCの耐食性―

田中伸幸, 小貫薫, 清水三郎, 山口明久

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キーワード: 水素製造, ISプロセス, 硫酸, 溶接, すきま腐食

ジャーナルフリー

2006 年 55 巻 7 号 p. 320-324

DOI https://doi.org/10.3323/jcorr.55.320

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抄録

熱化学水素製造法ISプロセスの硫酸環境用耐食性装置材料選定の一環として, スクリーニング試験で良好な耐食性を示した材料について, 主に溶接部及びすきま部に関する最長1000時間の腐食試験を行った. 850℃の硫酸分解環境では, Alloy 800及びAlloy 600の溶接部は母材と同等の優れた耐食性を示した. 95wt%硫酸沸騰環境では, SiCが耐食性に優れ, すきま部においても腐食はほとんど認められなかった.

責任著者(Corresponding author)

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