材料と環境
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速報論文特集-材料と環境2011
アルミニウム系流電陽極パネル方式電気防食工法の鉄道橋への適用試験における防食効果と温度変化の影響
布田 仁美篠田 吉央大谷 俊介松田 芳範
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2011 年 60 巻 11 号 p. 487-490

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抄録
コンクリート中の含有塩分量に関わらず,鋼材に防食効果が得られる対策として電気防食工法が注目されている.この工法の中でアルミニウム系流電陽極パネル方式がある.本方式をコンクリート鉄道橋へ適用し鋼材電位,電流密度および温度を測定した.解析の結果,鋼材電位に対し季節変動が認められたが,防食効果には認められなかった.また,復極量測定におけるオフ電位の測定時間は妥当であることが確認された.
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© 2011 公益社団法人 腐食防食学会
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