九州大学大学院 工学研究院建設デザイン部門
九州大学大学院 工学府都市環境システム工学専攻
三井造船株式会社 技術本部玉野技術開発センター
三井造船株式会社 鉄構・物流事業本部事業開発部
日本軽金属株式会社 グループ技術センター表面創製グループ
2011 年 60 巻 12 号 p. 535-540
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大気腐食環境で機能する鋼部材の犠牲陽極防食技術を開発するための基礎的検討を行った.本技術には犠牲陽極材にAl-Zn多孔質焼結板を用いた.また,犠牲陽極反応に必要な水分を継続的に供給・保水するために架橋型繊維シートを用いた.本技術の犠牲陽極防食の効果を把握することを目的として,電流,電位および犠牲陽極作用の有効範囲について電気化学試験を実施した.また,本技術のモデル試験体を用いて,大気暴露試験を実施した.その結果,多孔質焼結板と架橋型繊維シートを用いた本技術の犠牲陽極作用の有効性を確認した.
防蝕技術資料
防蝕技術
防食技術
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