関西ペイント株式会社 R&D本部CM研究所
2013 年 62 巻 6 号 p. 231-236
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トリアゾール化合物の腐食抑制作用と半経験的分子軌道法(MOPAC7)によって導出されるパラメーターとの関係を解析し,計算化学の有効性を検証した.これらの鉄に対する腐食抑制作用は,電荷が接近したときの分子軌道の分極のしやすさに依存した.亜鉛に対する腐食抑制作用は,d →π*受容性が高いものが良好であった.これらから,量子化学的なパラメーターを適切に利用すればインヒビターと金属面の相互作用の推定に役立つことを示した.
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